汗だくで田んぼの溝切りを実施!!
5月15日田植の「ヒカリ新世紀」の田んぼがある。
出穂35日前頃となり、3日前から落水をしていた。
昨日夕方、溝切り機(ライダータイプではない!)を使って溝切りを実施した。
薄井先生の「疎植水中栽培」では、稲の生育後半の管理作業で重要な位置づけをされている技術の一つだ。
溝を切ることで、この溝に収穫間際まで水をはわし、生育後半の大事な水稲の根に適度な水分を与え続けることで、充実したモミに仕上げる必須の技術と位置づけられている。
5条に1本の割合で溝を切っていくのだが、これが結構重労働の作業で、作業を始めると同時に額から汗が滝のように噴き出し、全身汗だくになっての作業となる。
母ちゃん曰く、「そんなしんどいことだれっちゃーしやせんで!」と。
小生それに答えて曰く、「これがわしのこだわりやき・・・。」
3~4年ほど前より、管内でもこの溝切りを実践する農家の方が、まだ少数派ではあるが確実に増加してきている。
充実したもモミに仕上げ、1等米比率を高める上で、欠かせない技術と信じており、広く普及してほしいものだと願っている。
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