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2012年8月

「にこまる」の作出者坂井 真先生を訪ねる!!①

去る8月29日~30日、福岡県筑後市九州沖縄農業研究センターをN指導員、仁井田郷米クラブの2名のメンバーと4人で訪ねた。

この研究センターには「にこまる」を作出された坂井 真先生がおられ、以前から「にこまる」原種の栽培状況や最新の研究課題、有望品種の情報等を入手すべく視察研修の計画があり、この度ようやく実現したわけだ。

この研究センターではいわゆる西南暖地の作物(稲、麦、大豆等)の品種改良を中心に試験研究が行われており、今回見せていただいた稲の試験圃場では、「にこまる」はもちろん、山形県の「つや姫」や「はるもに」「ゆめつくし」「きぬむすめ」等全国各地の数多くの品種や育成途中の品種などが広大な圃場で試験研究されており、その様は圧巻であった。

当日は「にこまる」が中心ではあったが、小生は育成途中の良食味をもつ早生品種に強い関心を持ち、来年こちらで試験栽培をできないかお願いしてみるつもりだ。

坂井先生とN指導員の顔合わせもできたので、今後も先生を窓口としてこの農業研究センターの情報にアンテナを張り巡らしてくれるものと思っている。

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この天気なんとかしてほしい!!

観測史上最大級の暴風を伴うという台風15号。

九州の西にあるというのにこの地域まで時折激しい雨や風を伴う。

昨夜は台風並みの暴風雨に見舞われたという(小生は爆睡していて全く知らなかったが・・。)

8月にはってからずっと雨がちの天気には本当に辟易となっている。

台地部の早生品種あきたこまちも当に刈り時は過ぎているのに、雨続きのせいで一向に刈り取り作業ができていない。農家の方のもどかしさを思うと、一日でも早く天候が回復し、たとえ猛暑となっても良いから、稲刈りのできるようになってほしいと願わずにはいられない。

東から西方向に進む台風は長い間にわたって雨雲を運び込むようで、直接被害がなくても雨続きという農作業にとって疎ましい限りの被害をもたらす。

ガンガン照りの天気を待ち望む。

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「カイツブリ」の親子!!

「カイツブリ」はアフリカ大陸、ユーラシア大陸の中緯度以南、イギリス、インドネシア、ソロモン諸島、日本、パプアニューギニア、フィリピン、マダガスカルに生息し、多くは留鳥であるらしく、日本では本州中部以南で留鳥として周年生息するが、北海道や本州北部では夏季に飛来する夏鳥となっているとのこと。

わが里には周年このカイツブリを見ることができ、マガモの来訪する時期(晩秋~冬)は彼らに追いやられている感があるが、今時期は広い川面を悠然と泳いでいる姿をしばしば目撃することができる。

わが里には少なくとも3番い以上を目撃しているが、昨夕川辺にある圃場の畦草を刈っていると、川向うに3羽のカイツブリの姿が見られた。

内2羽は若干小ぶりで色合いも少し白っぽく、親鳥に見守られながら川面を優雅に泳いでいる光景を見ることができた。この春に生まれた子供であるようだ。

しばらくは親鳥も気がかりらしく付き添って泳いでいたが、子供達の方はそんな心配などお構いなしで、2羽が並んで川面を行き交う姿が微笑ましい限りであった。

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ミルキークイーンが倒伏の憂き目に!!

今年初めて栽培している低アミロース米の「ミルキークイーン」。

コシヒカリと同じ性質を持つということだけで栽培方法が不明のまま暗中模索の状態で取り組んできた。

特に主茎の展開葉数が何枚なのかわからず、以前コシヒカリを栽培した時に、本葉13枚で出穂していたので、それを基準に肥培管理をしてきた。

出穂45日前を8葉期と推定して、後半重点の施肥管理を行い、分ケツ本数もそこそこ確保し、比較的大きな穂も出来たので、収穫を楽しみにしていた。

ただ第5、第4節間が伸び、その分草丈が120cmほどになって、天候次第では倒伏する危険性が高まっていた。

ここ1週間ばかりの強い雨続きで、この危惧が現実となり、収穫まであと2週間はかかる段階で、圃場の4~5割程が倒伏してしまい、気が重くなっている。

今朝覗いてみると倒伏した部分はまだも実が青く、なんらかの対策を講じなければならない。

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どっこい、高砂ユリは健在だった!!

小生宅の近くに毎年群生して凛とした白い大きな花を咲かせてくれる「高砂ユリ」。

今年は早い時期に雑草と一緒に刈り払ってしまい、その白い花が見られないと思っていた。

しかしどっこい、高砂ユリは健在だったらしく2日ほど前から群生して咲き誇り、目を楽しませてくれている。

刈り払いをしていたこともあってか、例年より草丈は低く、矮生の立ち姿となっているが、それがかえってかわいらしくもある。

そのすぐ近くには1m以上に伸びあがった高砂ユリもあり、今小生宅の周辺はこの高砂ユリの開花最盛期といったところだ。

この高砂ユリ、原産地は台湾で、1923年頃観賞用として導入された帰化植物で、沖縄に自生するテッポウユリとごく近縁種であるらしく、両者の間に「シンテッポウユリ」と呼ばれる雑種ができているとか・・・。

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今年は畦草刈りの回数が多くなっている!!

春先からずっと雨の多い今年の天候。

作物にとっては日照不足気味で、地上部優先の徒長気味の育ち傾向にあり、収穫量への影響が心配される。

こんな気候の中で雑草は例年に比べ異常なほどに繁茂し、畦草刈りの回数増を余儀なくされ、余分な労力を伴っている。

今朝も一部の畦草刈りをしたのだが今回で7回目となり、例年より2回は確実に多くなっている。

作物にとってはお日様が燦々と輝き、適度に湿りをもらうのがベストなのだが、今年はあまりにも雨が多すぎ、うらめしい限りだ。

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「21世紀米つくり」全国大会に出席!!

「疎植水中栽培」を唱える薄井 勝利氏を指導者とする「21世紀米つくり会」「ポット稲作研究会」合同の全国大会がさる8月19日~20日に新潟県十日町で開催され、N指導員とともに出席した。

薄井氏には当地にも何度か指導に足を運んでもらい、その技術・ノウハウを学ぶ機会を持ってきた経過があり、溝切り技術の普及や「ソフトシリカ」の資材普及では一定の定着した部分もあるが、本命の「疎植水中栽培技術」の方は、細かい管理技術を伴うこともあって広く普及するまでには至っていない。

しかし、薄井氏の稲の発育生理理論に基づいた実践による栽培技術にはゆるぎないものがあり、全国にその信望者が多数存在している。

そうしたメンバーが一堂に会して年に1回全国大会を行っており、今年は50名近くが十日町(魚沼コシヒカリの本拠地)に集まっての開催となった。

現地研修会では十日町の会員2名の圃場を見、意見交換・質疑応答を行い、翌日の研修会では薄井氏の講演を中心に活発な意見交換が行われ、大いに勉強になった。

特に今回は何人かの若いメンバーの参加もあり、小生たちと一緒の部屋となった二人は十日町のメンバーで農業法人の職員ということであった。この法人では30haの栽培と20haの受託作業を9名で行っているということであった。

現地圃場を提供してくれたO氏、M氏の二人は疎植水中栽培15年の実践者で、特に今年は薄井氏の指導を受けることなく実践栽培されたということであったが、その太茎と大穂の稲の姿は見事で、技術をすっかり身につけられていることを如実に示していて感激的であった。

小生にとって職員としてこの大会に参加するのは今回で最後となってしまうが、N指導員を介してこの研究会並びに薄井氏との交流は是非継続して行ってもらえるものと信じている。

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今年も「極道の盆働き」となった!!

「極道の盆働き」とは、普段はぶらぶらして仕事をしないのに、皆が休む盆に限って忙しく働く者を揶揄した表現。

20年以上前に檜生原「アスナロ会」の勉強会で習った表現だ。

小生は日頃趣味の園芸の一環で、結構何かしらの農作業を続けているのだが、昨日は休みをもらい「盆働き」となってしまった。

その内容は生姜圃場の草引き作業。

1週間以上前から雨の合間を縫って草引きを行い、すでに3枚の圃場は済ませ、最後の10aの圃場は一番大草が茂り、畝がわからないくらい雑草に覆われたなった圃場を残していた。

朝早くから夕方遅くまで無心に草引きに没頭し、なんとか6割くらいの箇所はすっかりきれいに除草ができた。

あと半日あれば一応終いがつく見込みだ。

雑草が取り払われた畝はすっきりしていかにも生姜も気持よさそうに見え、「管理はこうでなければならん」と一人納得した次第。

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雨続きで生姜圃場の草引きが進まない!!

ここ数日の雨がちの天気は農作業にとってなんとも恨めしい限りだ。

特に小生の生姜圃場では先送りにしてきた草引きが急を要する状態になっており、一日も早く雑草をやっつけないと生姜の収量に影響を及ぼしてしまう。

雨の中で合羽を着ての草引きも有りきなのだが、生姜圃場に関してはなるべく雨の日に圃場に入るのは病気を持ち込む心配があって躊躇してしまう。

それでも昨夕はほんの少しの雨の合間を縫って少しだけ草引きをしたのだが、大草のはびこった10a程の圃場を見ると気が重くなってしまう。

一日も早く天候が安定し暑くても良いので晴天が続きてほしいと願うことしきりだ。

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またしても「ハメ」に出くわした!!

今朝も暗いうちから起き出し、畦草を刈るべく出かけた。

少しばかり早すぎて、まだ辺りは暗く作業ができないので、カンテラを灯して生姜と早生稲の圃場を見回り、一服しようと田んぼの畦にしゃがもうとしたとき、明かりの先に何か異様なものを発見。

よく照らしてみるとそれはとぐろを播いた「ハメ」であった。あいにく手に何も持っておらず、あわてて車に戻り「けずっ太郎」の農具を持ってその場所にとって返した。

ハメは同じ場所にいたのだが異変に気付いてか動き始めたところで、稲株の元を田んぼに逃げ込もうとする奴を、手にした農具でやっつけようと試みたのだがハメの動きは意外にすばやく、田んぼの中に逃げ込まれてしまった。

今回のハメは今年生まれたと思われる30cm程の小さなものであったのだが、早生稲の田んぼの中に逃げ込んでしまったので、9月上旬に予定している稲刈り時には気をつけなければならない。

それにしても今年は良くハメに出くわす。

気をつけておかなければ・・・。

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生姜圃場の草引きが大変!!

生姜栽培の土壌消毒に使ってきたMB剤の使用が今年作で終了となった。

ここ何年間か使用量も削減され続けで、小生の圃場で使用できたのは三分の一程の面積に過ぎなかった。

その他の圃場はバスアミドやクロピクテープ等の代替剤での作業を余儀なくされ除草が心配されていた。

案の定、生姜の植え付け後の日にちが経つにつれ雑草が生え出し、一度は全体の草引きをしていたのだが、今年の雨の多い天候によって雑草の生育は生姜以上に旺盛で、畝全体にはびこる状況となってしまっていた。

気になりながらもついつい先送りになっていたが、昨日の日曜日にようやく重い腰を上げこの草引き作業に手をつけた。

雑草の多いところは畝全体にびっしりと生い茂り、その草の多さはため息が出るほどで、なかなか思うようにはかどらない。

朝早くから夕方までかかって、4枚の生姜圃場の内3枚の圃場はなんとか片付いたものの、後1枚の10a程の圃場はごく一部しか手をつけれなかった。

この最後の圃場の雑草が一番の曲者で、その雑草の茂りようは半端なものではなく、雑草に生姜が隠れるほどのところもあり、なんとか早く処理しないといけないのだが、気が重いことこの上ない。

それでもがんばって雑草をやっつけなければ生姜に申し訳が立たない。

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カラスとハトに悩まされる!!

鳥獣達の楽園を誇るわが集落。自然豊かで楽しい一面もあるのだが、彼らたちも生きていく上で食べ物を必要とし、それが我々の作物栽培を狙ってくると腹立たしい限りとなってしまう。

ここ2週間ほど前に、遅い枝豆とスイートコーンの種まきをしたのだが、どこからかぎつけてくるのかカラスとハトがこの種をついばむことに精を出していたようだ。

芽がでるのがまばらで、いくら待っても出てこないものもあり、近くで注意深く見てみると、双葉が開き始めのものや芽が出始めたばかりの種が畝のあちこちに散乱しており、彼らの仕業と気づいた次第。

急遽蒔き直しをし、対策として被覆資材の「パオパオ」で畝を覆い、これで大丈夫と高をくくっていた。

ところが敵もさる者で、このパオをくちばしでつついて種を引き抜いてくる始末。

そこで圃場の周囲を囲むように竹の支柱を立て、その支柱にテグスを張りめぐらす対策を追加した。

手間のかかることこの上なしと腹立たしい限りだ。

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「高砂ユリ」の咲く頃となった!!

晴れ間が射すと思ったら急に雲が出てきて強い雨が降ったりと不順な天気が続いている。

あちこちで35℃近くの猛暑が報告され少し動くと汗だくとなってしまう。

この時期になると決まって野辺のあちこちや土手に凛としたすがすがしい真白い大型の花を咲かすユリが見られる。「高砂ユリ」だ。

今本館とみどり市の間にある歩道脇の花壇に幾本もの大きな花が咲き始めている。

小生宅近くの一角に毎年この時期に群生するようにこの花が見られる場所があるのだが、今年はまだその花が見られない。

というのも今年は例年と違い高砂ユリが20cm程の時に草刈機で他の雑草と一緒に刈り払ったせいであるらしい。

ともあれこの高砂ユリを見ると「盛夏」を感じるとともに季節の移り変わりを意識してしまう。

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「ミルキークイーン」に仕上げ防除を行う!!

今年初めて栽培している早生品種「ミルキークイーン」。

この品種はコシヒカリをベースに日本で改良された「低アミロース品種」で、コシヒカリと同等の形態・生態的栽培特性を持つといわれ、農林登録番号は「水稲農林332号」である。

玄米はやや白濁し、炊飯すると光沢が良く、アミロース含量は10~12%とコシヒカリより45%程度低いため粘りが強く、冷えた後も硬くなりにくく、おにぎり、炊き込みご飯などに適しているといわれる。

今年は販売推進課の主導により、某米卸業者との契約による栽培で、管内で試験的に1ha余りで取り組まれている。

コシヒカリと形態がほぼ同じということから草丈も結構高く倒伏の危険をはらんでいた。

台風10号の接近する頃がちょうど出穂期にあたっており、風による白穂の被害が心配されたが、幸いこの台風も遠くを通ってくれ、その後も比較的順調に生育してきた。

10日ほど前に「カメムシ」対策の第1回目の防除を行い、今朝早く仕上げ防除として「カメムシ」と「穂イモチ」の防除を行った。

早い穂はすでに頭を垂れ始めてきており、あと1ヶ月もすれば収穫を迎えることができそうだ。

草丈120cmくらいに育っており、台風の来ないことを祈っている。

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「薄井流」稲つくりを実践!!

「疎植水中栽培」を唱える福島県に薄井勝利氏。当地にも幾度か講演会・現地指導にお招きした経過がある。

稲の生育パターンに合わせた施肥管理と太茎・大穂の稲を作るため超深水管理(水深20cm以上。理想は30cm)を独特の技術としている。

氏の講演を受けて深水管理と溝切り作業を今も継続している農家は管内に何人かはいるが、一般化するまでには至っていないのが実情だ。

氏の栽培管理では出穂45日前からの細かい施肥管理を必要とされ、価格の低迷から省力・省略化にならされた現状では、この細かい技術対応が一般化されにくいのが現状ではある。

そんな中、小生は今まで以上にこの技術実践に取り組んでいる。

水漏れを防ぐための田植え直後の畦畔への黒マルチ張り、葉齢調査(主茎の展開葉数を数えていく)も8葉齢からこまめに追跡し出穂45日前までの深水管理(20cm程度)とケイ酸、リン酸、苦土の施肥、40日前の茎肥の施肥、5条毎に溝切り機での溝切りの実践、30日前の追肥を行い、今朝は25日前の追肥を行ったところだ。

調査株の葉齢は12.5葉で本葉15枚が展開すると見込んでいることからあと出穂までに2.5枚の葉が展開する予定だ。

果たしてそのとおりになるかどうか楽しみなところではある。

品種は「にこまる」。

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今年はいち早く墓掃除を行った!!

例年お盆間際まで手をつけれないのが恒例となっていた墓掃除。

この土曜日天気があまり芳しくないこともあって、生姜圃場に入ることがためらわれ、急遽墓掃除をすることになった。

かあちゃんの出身地の「日野地」に、ひとそろいの道具を積み込み出かけた。

こちらは意外と草が茂っておらず、小生は紐の草刈機で割りと短時間で草刈りを終えることができ、かあちゃんは「シキビ」の小枝をかざし、お米を備えてとりあえずの作業を済ませた。

その後根元に帰り2ヶ所の墓掃除を行った。

先祖の墓ところは5月に一度まつりごとがあって刈り払いをしていたので、ごくわずかの笹、蕨が生えている程度で、楽に済ますことができた。

しかしもう一か所ある祖父母、両親の眠る墓どころは「夏草どもが・・・・」を思い出させるほどの大草となっており、草刈機を振りかざす手にも相当の力が必要で、あっという間に汗だくとなってしまった。

今年は雨が多い日が続いたせいで、ひときわ雑草は旺盛にはびこった感がある。

いち早く墓掃除をしたことに先祖の霊は「何事か!!」と驚いているかも知れぬ。

早くもすぐそこに盆を迎える頃となってしまったのか・・・。

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ようやくエビイモの「葉かき作業」に手をつけ出した!!

コーンの作業やら稲の追肥作業、生姜のネット張り等の作業に追われ、エビイモの大事な管理作業である「葉かき」がついつい先送りになり気になっていた。

2~3日前から合間を見つけてはようやくこの作業に手をつけれるようになり、今朝も2畝程この作業を進めた。

遅れてきた分親芋の茎と葉が大きくなりすぎ、大事な子イモの生育が芳しくない状態だ。

旺盛に育った株を中心に親株の葉を株元から1株2~3本、茎もとからかぎとるこの作業は収穫物のメインである子イモを大きく育てるための非常に重要な作業である。

エビイモ栽培の基本としては早くから順次この葉かき作業を進め、親株の生育をコントロールしながら子イモの生育を旺盛にさせていくことが良質のエビイモを収穫できるポイントで、8月一杯には親株の茎をすっかり取り除く状態にもっていくことがポイントである。

この点からは作業が相当遅れていっており先が思いやられる。

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台風の影響はたいしたことなかった!!が・・・

心配していた台風10号も当初の予想を大きく外れ、時折の突風と断続的な強い雨が降る程度で終わった。

生姜や畑作物では良い湿りをもらえ安堵しているところだ。

しかし、わが農園のコーンでは風にもまれて結構な数の株が倒伏し、仕事を残してくれた。

トッピングと一部ロープを張り巡らしての一応の暴風対策を打っていたので、大打撃からは免れたものと一人納得をしている。

今回は授精がほぼ終わった状態であったので、実入りが悪くなる心配はないものと思っているのだが・・・。

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台風対策にコーンの「トッピング」!!

台風10号の影響が心配される。

特にお盆頃に収穫を迎える白いコーン「ピュアホワイト」とイエローコーン「おおもの」は、一応授精は終わっていると思われるものの、風による倒伏はコーンにとって被害が多きい。

「おおもの」は特に草丈が高く風の影響が多大で、第2弾でトンネル栽培した時もちょうど台風4号の影響で倒伏の被害を受け、収穫がおもわしくなかった。

今朝はいつもより早く起き出し、小雨が降る中で、少しでも風の影響を軽減する目的で雄穂を切り飛ばす作業である「トッピング」を行った。

ピュアホワイトの方はあらかじめ立てていたトンネル支柱にロープを張り全部までとはいかなかったものの、半分の3畝にはサイドのロープを張った。

残りはかあちゃんにトッピングをできるようであればやってくれるように依頼する。

台風ができるだけ南を通り、あまり影響のないことをひたすら願っている。

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