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2012年11月

恐るべし「ねこぶ病」!!

ハクサイの残り苗を定植していた20m長さ1畝がある。

2週間ほど前から、日中しおれ症状の株が畝のあちこちに見られ気になっていた。

ここ1週間ほどの間でその症状は畝全体に広がりを見せ、隣の健全に育っていたミニハクサイの株にも数株その症状が見られてきた。

やばいなと思いつつ、しおれ症状の株を抜き取ると、その根は「ネコブ病」に侵され、まさに根がコブ状に肥大して悲惨な状態となっていた。

噂には聞いていたがその症状のひどさと蔓延スピードの速さに今更ながら「恐るべしネコブ病」を実感した次第。

症状の出た株を一日も早く抜き取り、処分をしなければならないのだが・・・。

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初めてのレタス作型に挑戦!!

今年は初めてのレタス作型に挑戦している。

10月中旬にトレーに覆土せずに種をまき、育苗をしてきたところ順調に苗は生育し、この前の連休に定植をした。

定植床はあらかじめ施肥を済まし、黒マルチも張って準備をしていた。

1.35m幅長さ20mの畝6畝に株間30cmで1畝の3条間隔での定植で、総株本数は1,260で、定植には結構時間がかかってしまった。

あくる日にこの畝にトンネル支柱を1.5m間隔で立て、支柱の天をビニロープで結んで補強し、トンネルを張る準備も整えた。

この作型は厳寒期での栽培となることから、トンネルでの保温が必須ということで、手間のかかる作型である。

水稲+レタス+スイートコーンで1年3作を目指す為、試作の目的で取り組むもので、レタスの収穫時期は3月を見込んでいる。そのあとにこの作に使った資材を利用して6月取りのコーンを播く予定だ。

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定植を待つキャベツ苗にようやく応えることができた!!

4月取りを狙って10月上旬にトレーに種を蒔いていたキャベツ(品種は「春波」)。

全部で128穴トレー14枚に蒔いていた内半分は2週間ほど前に定植できたが、残り半分に手が届かずになっていた。

肥量が切れかかり少し老化気味になったな苗に尿素を溶いて施肥しながら定植を引っ張ってきていた。

苗は一日も早く定植を訴えているようで、気になっていたところ。

この前から朝晩合間を縫って定植し、土日にかあちゃんにも手伝ってもらい、20m長さの6畝に定植を終えることができた。

圃場は早生のミルキークイーンを取り上げた後作で、「農地のフル活用」の実践の一環だ。

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今日は何の日!!

今日11月21日は、「枝豆夫婦」である小生達夫婦にとって30回目の結婚記念日(銀婚式?)だ。

昭和57年11月21日、当JA会館で350名近くの方々に祝っていただいて、「ともに白髪の生えるまで」を誓った日だ。

そういえば新婚旅行は車で九州にわたり大分県の由布岳~九重連山(法華院山荘)~高千穂(宮崎)と山登りを中心にしたものであった。

あれから30年当時真っ黒であった小生の頭もすっかり白髪頭となり、いろいろと困難な状況も幾度かあったが二人の子供も授かり、なんとかこの日を迎えることができたことに感謝している。

共通の趣味の一つであった山登りもずいぶんと遠のき、もっぱら野菜作りに愛しのかあちゃんを引っ張りこんでしまっているこの頃であるが、この機会に西土佐黒尊川上流の八面山・鬼ゲ城山の山登りを一緒に楽しんでみようかなと思っている。

いずれにしてもかあちゃんあってことであり、「これからもよろしく」と願う次第だ。

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「サシバ」が獲物を追う姿を目撃した!!

おとといの夕方のこと。

山際にある圃場でキャベツの定植作業の途中、畦に腰をおろして休憩をとっていた時のこと。煙草に火をつけ1服ふかした時に、突然山際からハトより少し大きめの取りが飛び出し、不器用なさまで飛び交いながら小鳥の獲物を追いかけている場面に出くわした。

その鳥は2,3度獲物を追いかける行動を見せたものの、獲物にうまく逃げられ、小生のほうに向かって飛んできて山の中に去って行った。

頭上を飛び交うその鳥の姿を見たときそれが間違いなく「サシバ」であることを確認した。

「サシバ(差羽)」はタカ目タカ科サシバ属に分類される鳥で、中国東部、朝鮮半島、日本で繁殖し、秋には沖縄・南西諸島を経由して東南アジアやニューギニアで冬を越し、一部は沖縄・南西諸島で冬を越すと言われている。

日本では4月頃夏鳥として本州、四国、九州に渡来し、標高1,000m以下の山地の林で繁殖する生態を持っているらしい。

11月後半になってわが里に棲んでいるということは、暖冬のせいで南方への移動が遅れているのだろうか・・・?

この「サシバ」はタカの仲間であるが、その飛び方はあまり鋭さがなく、羽根をバタバタさせコウモリのような飛び方をする。「不器用なタカ」と言っては失礼か・・・。

でも、ずいぶん久しぶりに「サシバ」を目撃できてうれしかった。

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「天女の羽衣」(?)騒動!!

かあちゃんが直売所出荷用に残している生姜がある。

霜が降りる時期になってきたこともあり、その対策として先週の水曜日に、生姜に「アイホッカ」と呼ばれる保温資材をかぶせていた。

ところがあくる朝にかけて突風が吹いたらしく、この資材が風にあおられて舞い上がり、30mほど離れた檜のてっぺんにまとわりついているとかあちゃんからの連絡があった。

あくる朝その様を見てみると、10数m以上はあると思われる檜にまとわりついた資材があり、それは「天女の羽衣」の如く3~4本の檜にまとわりついていた。

この羽衣を昨日かあちゃんに手伝ってもらい取り除くことのなった。

梯子を持ちだし藪の中をくぐり、檜に梯子をかけて登り、木の枝で羽衣を引っ掛けてヒモで結び、その紐の先をかあちゃんにもってもらってから下に降りて、紐を手繰り寄せなんとか羽衣を収納することができ一件落着とあいなった。

「この羽衣が風に舞う姿はさぞや面白かったろうね!!」とかあちゃんと話したことだった。

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今朝の霜はえらかった!!

今年も暖冬傾向で強い霜も下りずに11月の声を聞いていた。

ここ2~3日の冷え込みはいつ霜が降りてもおかしないくらいの状態で、降霜が近いと思っていた。

今朝起きてみると外気冷え込みはひとしおで、外にある車のフロントガラスは真白くガリガリに凍りつき、地表面には全体に強い霜が降りていた。

愛犬クールの散歩も霜をザクザクと踏みしめての散歩となったが、彼は寒さを一向に気にする様子もなく、いつものコースをうれしそうに歩いて帰ってきた。

当地の平年の初霜は10月27日と言われており、それからすると20日ほど遅い降霜となり、暖冬傾向であるには違いない。

台地部の生姜の掘り取りはほぼ終わっていると思われるが、まだ掘り取りを残している圃場は心配される。

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わが里を流れる川には大鯉の主がいるようだ!!

今朝もまだ暗いうちに起き出し、愛犬クールの散歩を済まし、軽トラに乗って川辺の圃場に出かけた。

定植していたミニハクサイ、ハクサイに害虫対策の農薬を散布していた。

まだ夜明け前で辺りは薄暗く、ハクサイにかける「パラパラ」という粒剤の音がはっきりと聞きとれる程の静寂な時間であった。

その時すぐそばを流れる川面で突然「ジャボン、バシャ!!」というとてつもなく大きな水音を耳にして驚かされた。

「なツ、なんや!!」とその音のした川面に目をやると、そこにはとてつもなくでかい波紋が月明かりを受けて鈍く光りながら広がっていく様を見ることができた。

この川には野鯉が数多く棲息していて、70~80cmクラスの姿を見ることはよくあることだが、今朝耳にした跳ね音はそのクラスのものではなく、有にm級を超す大鯉を思わせる跳ね音であった。

それはきっとわが里に棲む大鯉の主に違いないと勝手に決め込んで、何事もなかったかのように、ハクサイへの農薬散布を続けるうちに、ようやく辺りがすっかり見渡せる程の明るさとなった。

いい機会に遭遇した一瞬であった。

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後1畝になったレタス予定畝のマルチ張り!!

今年初めて取り組む2~3月取りのレタス栽培。

適度な湿りをもらったのを機会に朝晩の時間を活用してマルチ張りを進めている。

全部で長さ20mの畝6畝で、今朝1畝を済まし、ようやくあと1畝だけとなった。

苗の方は多少のばらつきはあるもののそこそこに育っており、今月の終わりころには定植できそうな見通しだ。

この作型では定植後厳寒期前にトンネルを張らなければならず、作業がひと段落するにはまだ先のことだ。

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レタス定植畝のマルチ張り!!

今年初めてレタスの2~3月取りの作型に挑戦しようと思っている。

10月下旬に128穴のトレー10枚にレタスの種(品種はシスコ)を播いた。

レタスの種子は「好光性」と言われ、発芽には光を好む性質があり、覆土せずに播いたこともあって、よく揃って発芽し、順調に苗も育ってきた。

定植畝にはすでに元肥もやって畝立てを済ましており、日曜日の雨で湿りをもらったこともあり、朝晩の時間を使ってマルチ張りを進めている。

畝は幅1.35m長さ20mの6畝で、今朝2畝のマルチを張り、あと2畝にマルチを張れば定植準備完了となる。

定植は今月25日頃にできればと思っているところだ。

この作型は小生にとって初めての試みで、幾分の不安と楽しみが混在している。

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キャベツの苗が定植を待っている!!

10月上旬に128穴のトレーに播種したキャベツの種。品種は「春波」で4月取りを目論んでの作りだ。

途中病気らしき症状もあったが回復しそれなりの生育をしてくれ、半分程はすでにピュアホワイトコーン後の圃場に定植ができている。

しかしmあと残り6枚のトレーが残っており、この苗が大きくなって早く定植をしてくれないと老化してしまうところとなっている。

ついこの間までは朝晩の時間でいろいろと作業ができたが、日が短くなってきたこの頃では、朝晩に作業をする時間がめっきり少なくなってしまい、作業が思うようにすすまない。

トレーに追肥をしながら老化を防ぐ策を施しているが、小さなトレーではそれもそろそろ限界に来ており、一刻も早く定植をする必要がある。

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楽しませてもらった女装をしての鳴子踊り!!

台地まつり恒例の鳴子踊り。

小生にとって職員として最後の鳴子踊りは、女性部にお願いをし、同年のK課長と二人女装をして踊らせてもらった。

都合2回の練習で何とか振付を覚え、当日は厚く化粧をしたうえに、付けまつげも付けてもらい、浴衣、菅笠をかぶっての井手達は多くの方々に注目をしてもらえ本当に楽しかった。

沿道の観客者からも、小生たちが誰であるのかを認めてくれた顔見知りの方々からも笑いと盛大な拍手を送っていただき、悦になって踊りとおすことができた。

小生たちのわがままを快く受け入れてくれた女性部踊り子隊のみなさんには本当に感謝をしている。

職員最後のいい思い出づくりの一つとなった一日であった。

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第1弾秋冬野菜のハクサイが収穫できだした!!

コーン後に栽培していた秋冬野菜は、ブロッコリー、ミニハクサイ、ハクサイ、キャベツ、ダイコン、小カブ、大カブの品目となっている。

どの品目も比較的順調に生育をしてくれている。

そのうちミニハクサイ(品種:ワワサイ、夏一番)はすでに半分くらいをかあちゃんが収穫・出荷をしてくれている。

それに続いて普通のハクサイである「のぞみ60日ハクサイ」も、しっかりと巻きが整い始め収穫できるようになってきた。

かあちゃんの収穫・調整作業が忙しくなってくる。

かあちゃん頑張って!!

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コスモスが満開の一角がある!!

11月もはや三分の一が終わろうとしている。

例年だと何度か強い霜が降りても不思議ではないのだが、暖冬予想通りというか、まだ目につくほどの霜は降りていない。生姜農家にとっては幸いなことだ。

今管内の一角にコスモスが満開となっているところがある。10月に畜産フェステイバルが開催された農大用地の圃場だ。

フェステイバル当時は3分咲き程であったが、今ようやく満開を迎え白、ピンク、紅と色とりどりの花が一面に咲いて風に揺れ、心和ます風景を呈している。

そういえば東又与津地の興津に向かう沿道にもコスモスが咲いている。

花のある風景は心穏やかにしてくれる。ありがたいことだ。

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わが家の生姜掘りもほぼ終わりとなった!!

今の時期台地部ではあちこちで生姜の掘り取り光景が目につく。わが地域の風物詩の一つともなっているところだ。

小生の生姜栽培も今年で24回目。10月21日に掘り取りをはじめ、休み毎に仲間に手伝ってもらい都合4日の掘り取り作業を行い、4日の日曜日で大部分の掘り取りを終え、あとは来年の種子用のものを残すだけとなった。

管内では生姜が110haほど作付されており、「日本一の生姜の産地」を誇っている。

しかし、そのうちJA生姜部会員の作付が35ha(全体の31.8%)で、残り75haの生姜は業者を経由しての取引となっている。

生姜の栽培がこの地域で盛んになり始めたのは、昭和46年~50年頃。

当時は土佐市や伊野町、高知市からの「入り作」として始まり、昭和50年、51年の価格の高騰をきっかけに地元の農家でも生姜を栽培するようになった経過がある。

昭和46年という年は全国で「転作政策」が始まった年。その転作作物の一翼を担う形でこの地域に生姜が普及した側面もある。

生姜の圃場は管内でもひときわ優良な農地を選んで作付されており、もっともっと地元の農家が自ら栽培し、農協に出荷してもらえる方策を構じていく必要がある。

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第8回米こめフェスタと米自慢グランプリ!!

昨日日曜日は緑林公園を会場に、第8回米こめフェスタが開催された。

天気にも恵まれ、主催者側の発表では1万人ほどの人出で大変なに賑わいであったようだ。

この会場では「米自慢グランプリ」が開催され、小生はその表彰式と審査好評を要請され、1時間ほど会場の雰囲気に触れることができた。

グランプリでは、優勝が「十和錦」で奈路の松井 保時氏(2年連続優勝)、準優勝が「にこまる」で中津川の宮崎 一成氏であった。

今年の稲つくりは、天候不順で雨ばかりおまけに「稲こうじ病」の異常発生で、稲つくり農家にとっては苦労の多い年であったが、その中で上記の成績をおさめられたお二人には敬意を表するところだ。

このグランプリも今年が4回目ということだが、出展者12名、出展数15点と参加数が少ないのが気になるところではある。

たくさんの参加があるグランプリにしてほしいと願っている。

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寒風の中で愛しのかあちゃんキャベツ苗の定植!!

昨日は冬の到来を思わすほどの寒さと寒風が身にしみるほどであった。

そんな中、わが愛しのかあちゃんは寒風にも負けずキャベツ苗を定植してくれた。

ありがたいことだ。寒い中ご苦労さまでした。

このキャベツ苗は10月上旬トレーに播種した「春波」という品種で、4月収穫を狙うものだ。

昨年初めて栽培し、かあちゃんがその品質をいたく気に入っており、今作は少し多めに栽培することとなっている。

昨年は追い込み時期が遅れ、収穫が5月の声を聞いてしまったので、今回はその反省の上に立ち、4月取りを実現したいと思っている。

愛しのかあちゃんの協力を当てにしているところだ。

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ミカンが黄色く色づいて来た!!

もうかれこれ10数年以上にはなるミカンの樹が数本ある。

拙宅の前の畑の隅に植えているものだ。

秋の深まりを刻むように1週間ほど前から黄色く色づきはじめ、日ごとに樹全体が黄色く覆われてきている。

ほとんど放任状態であるにもかかわらず毎年結構多くの実をつけてくれありがたく思っている。

ことしは若干小ぶりの実となっているが味の方はどうだろうか。

わが愛犬クールも好きなわが家のミカン。

もう1週間もすれば収穫できる見込みだ。

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